峯島忠昭さんは、千葉県茂原市で「茂原の便利屋さん」を経営し、便利屋としてのサービスを提供している人物です。
以前は不動産会社を経営しながら、YouTuber「みねしましゃちょー」として活動していました。
YouTuberとして積極的に活動をしていた際、青汁王子と呼ばれていた三崎優太さんとSNS抗争が勃発し、世間から大きな注目を集めました。
峯島忠昭さんと三崎優太さんの間に一体何があったのか、人物像をはじめ、トラブルの発端から結末まで詳しく解説します。
「茂原の便利屋さん」についても解説しているため、特に「みねしましゃちょー」を知っている人にはより興味深い内容となっているでしょう。
ぜひ最後までお読みください。
峯島忠昭さんと三崎優太さんの対立は、YouTubeによる投稿を発端にSNSで注目を集めました。
2022年1月、YouTuber「みねしましゃちょー」として活動する峯島忠昭さんが、青汁王子こと三崎優太さんについて語る動画を投稿しました。
これに対し、三崎優太さんは自身のYouTubeチャンネルで反論動画を公開。
その後も、峯島忠昭さんはさらに動画を投稿し、応酬が続きます。
三崎優太さんは、峯島忠昭さんが発信した噂や情報について「事実無根」と説明しましたが、それに対しても峯島忠昭さんは反論や誹謗中傷を含む動画を大量に公開し続けました。
三崎優太さんがX(旧Twitter)で心境を吐露したこともあり、両者の対立はSNS上で大きな話題となりました。
同年5月、三崎優太さんは自宅の書斎で倒れているのを発見され、緊急搬送されました。
約1か月療養し、同年7月復帰の際に三崎優太さんは、自殺未遂したことを自身のYouTubeチャンネルや宮迫博之さんとの対談による動画で公表します。
その後、峯島忠昭さんは三崎優太さんと和解したことを自身のYouTubeチャンネルで報告します。
しかし実際は三崎優太さんによる訴訟や刑事告訴の取り下げはなく、捜査も続けられていました。
そして峯島忠昭さんに賠償命令と略式命令が下される結果となりました。この結果については後ほど詳しく解説します。
本記事で取り上げるSNS上の抗争に関係する主要人物、峯島忠昭さん(みねしましゃちょー)と三崎優太さん(元・青汁王子)のプロフィールを紹介します。
峯島忠昭さんは「みねしましゃちょー」、三崎優太さんは「青汁王子」のように、本名よりも愛称の方が世間で浸透している可能性があります。
これは、YouTubeや各種メディアでの発信力の強さによるものと考えられるでしょう。
ここでは峯島忠昭さんについて紹介します。
2011年
2015年
2016年
2017年
2001年「金持ち父さん」を読み投資家を目指します。
25歳のときに人生初の不動産マンション購入を皮切りに、戸建てや店舗など幅広い不動産を購入するといった思い切りのよさがあります。
28歳で会社員を辞めて不動産業に専念し、「世の中の不動産業者には良心的で不動産投資に詳しい業者が少ない」という想いから、株式会社水戸大家さんとして法人化しました。
その後さまざまなトラブルの影響により廃業しますが、現在は茂原の便利屋さんを経営しています。
これまでの行動力や積極性から、バイタリティ溢れる人物であることが伺えます。
また不動産業を始めたきっかけが、「不動産投資を良心的に伝えたい」という想いからでした。
現在便利屋業をしていることとあわせて考えると、本来は人のために積極的に行動できる人物であることが考えられます。
ここでは三崎優太さんについて紹介します。
2018年
2019年
2020年
2021年
2023年
学生時代に商才を発揮していたところから、ビジネスセンスに長けているのが読み取れます。
商品の大ヒットから「青汁王子」として名前を広めるも、逮捕によって名声が地に落ちました。
しかしSNSの企画で注目を集めYouTuberとしても積極的に活動。
事業も多く展開しており、再び多くの人に影響を与え続ける存在となりました。
歯に衣着せぬ発信を続け、お金が好きだから使って社会貢献をしたいという投稿から、何事にも貪欲に取り組む人物であることがうかがえます。
峯島忠昭さんには、過去に手がけた事業の影響から黒い噂が流れています。
しかし、疑惑が黒い噂として定着したとも考えられます。
峯島忠昭さんの過去の黒い噂として囁かれているのが、次の3つです。
疑惑の背景について順番に解説します。
スルガ銀行と株式会社スマートデイズによる不動産不正融資の「かぼちゃの馬車」問題の影響を受け、不動産投資に対する風当たりが強くなりました。
また、株式会社水戸大家さんのビジネスモデルが、物件ごとに法人を設立するといった手法を用いていたことから関連を疑われます。
業界全体の信頼性が揺らいだ中で疑惑を持たれ、さらに廃業したことが噂を引き起こすきっかけの1つとなりました。
「ペンギンモバイル」は参加者が新しい参加者を勧誘することで利益を得る仕組みであったため、合法ではありますがマルチ商法と呼ばれています。
峯島忠昭さんも販売代理店として展開していたため、マルチ商法に加担していたと印象づけられたことが、黒い噂の原因となります。
仮想通貨関連ビジネスであるBitClubでは、特にマイニングプールへの投資を勧誘していました。
マイニングプールとは、複数の仮想通貨マイナー(採掘者)が協力してマイニング(採掘)をする仕組みのことです。
この仕組みが大きな収益をもたらすと、峯島忠昭さんも宣伝していました。
しかし2019年、運営者が出資金詐欺によって逮捕されます。
運営者の逮捕により、峯島忠昭さんも関与を疑われました。
峯島忠昭さんは便利屋業である茂原の便利屋さんを経営しながら、家のことで困っている人の手助けをしています。
具体的には、草刈りや木の伐採、リフォーム工事や引っ越しなどを請け負っています。
片づけもサービスの1つとして請け負っていますが、規模の大小を問わないことが特徴です。
粗大ゴミの片づけからゴミ屋敷の片づけまで請け負っている一方で、家の一部の掃除や片づけも請け負っています。
以前は不動産投資に携わっていましたが、現在は住宅の困りごとを中心に活動していることから、いずれも「家」という不動産に関わる仕事であると言えます。
峯島忠昭さんは茂原の便利屋さんとして改めて不動産に関わりながら、過去を見つめ直しているのではないでしょうか。
峯島忠昭さんは三崎優太さんとの対立後にも、YouTubeとInstagramを更新しています。
茂原の便利屋さんとしての活動報告や近況などを伝えていました。
しかしどちらのSNSも更新が滞っており、実はもう1つSNSのアカウントがあります。
それは茂原の便利屋さんのInstagramです。
こちらは不定期ではありますが、活動内容を写真や動画と共に見ることができます。
Instagramの投稿を見ていただくとわかるように、大掛かりな作業が多いため、SNSの更新に使う時間を取るのが難しくなっているのではないでしょうか。
以前のYouTuberとしての活動のような更新頻度はありませんが、茂原の便利屋さんとして、家の困りごとを解決するために精力的に活動しているのでしょう。
峯島忠昭さんと三崎優太さんのトラブルの発端は、ホストクラブイベントといわれています。
峯島忠昭さんと三崎優太さんは、SNS企画の一環としてホストクラブでのイベントを開催しました。
しかしこのイベントで、峯島忠昭さんが三崎優太さんから丁重に扱われなかったと感じ、不満を持ったことから対立が始まったとされています。
峯島忠昭さんはこのイベントの後、三崎優太さんについて言及した動画を投稿するようになりました。
三崎優太さんに対して言及した動画は150本以上となり、数の多さとYouTuber「みねしましゃちょー」としての影響力も鑑みて名誉毀損が認められています。
配信された動画の内容は以下のとおりです。
これらのうち、反社会的勢力との関係や暴力事件に関する内容はいずれも虚偽であり、事実無根とされています。
また、三崎優太さんの家族やプライバシーに関する言及も、本人の社会的評価を著しく損なうものでした。
投稿された動画は虚偽の情報やプライバシー侵害を含むものであり、法的に問題視されたため、名誉毀損が認められる結果となりました。
峯島忠昭さんは複数名の人物とLINEグループ内で三崎優太さんの情報を共有し、SNSやYouTubeで言及していました。
このグループには、峯島忠昭さんと同様に三崎優太さんと対立していた越山晃次さんや西増仁志さんも関与していたことが明らかとなっています。
越山晃次さんは、アスク社の乗っ取りを企てたとして三崎優太さんから刑事告訴され、特別背任の容疑で逮捕されています。
また、西増仁志さんも自身のX(旧Twitter)上で、三崎優太さんに対する誹謗中傷を繰り返していた人物です。
峯島忠昭さんは三崎優太さんに民事・刑事の両面から訴えられます。
結果、民事裁判では敗訴、刑事事件として名誉毀損罪が認められました。
これから2つの結果について解説します。
三崎優太さんは峯島忠昭さんの動画の影響によって名誉を毀損されたとして、損害賠償を求め訴訟を起こしていました。
2023年2月、千葉地方裁判所において、峯島忠昭さんは110万円の損害賠償を命じられます。
投稿した動画が名誉毀損に該当するとされ、峯島忠昭さんは敗訴したことになりました。
2022年5月、三崎優太さんは刑事告訴をしており、同年9月には峯島忠昭さんの家宅捜索が行われていました。
2025年3月、東京地方検察庁は峯島忠昭さんに対し、名誉毀損罪で略式命令を請求しました。
略式命令のため、100万円以下の罰金または科料が課されることになります。
峯島忠昭さんの略式起訴については、三崎優太さんがXで報告したことにより広く知られるようになりました。
2人のSNS抗争が話題となってからすでに3年が経過していたためか、「略式起訴に3年もかかったことに驚いた」という反応が多く見られました。
また、SNS上では三崎優太さんの投稿をきっかけに「みねしましゃちょー」を思い出した、あるいは初めて知ったという声も散見されました。
こうした事件化したSNS抗争の背景もあり、峯島忠昭さんに対しては否定的な意見も少なくありません。
峯島忠昭さんは三崎優太さんとのSNS抗争によって判決を下され、いまだ厳しい立場にあることでしょう。
しかし以前ほどYouTubeなど頻繁に更新はしておらず、内容も自身の近況や茂原の便利屋さんの仕事内容となっています。
SNSをはじめとしたネットの在り方を見つめ直していることが伝わります。
更新がない間も、茂原の便利屋さんとして人と仕事にしっかりと向き合いながら、依頼者の困りごとを解決しているのではないでしょうか。
YouTubeに寄せられた応援の声も受け、「みねしましゃちょー」は再出発しています。